JCBカード

主なJCBカードと選択可能な提携クレジット会社

JCBは、VISA/MasterCardと同様に国際クレジット会社として多数の提携カードを発行しています。
VISA/MasterCardと違う点は、独自のプロパーカードを発行している点です。

プロパーカードを発行しているという面ではAmex/Dinersと同様ですが、
カードの利用面から考えるとVISA/MasterCardと同様にカード決済可能店舗数が非常に多く使いやすいクレジットカードです。

独自のプロパーカードでは、ゴールドカード、ブラックカード『ザ・クラス』まで上位カードが発行されています。
プロパーカードを持つことが、ブラックカード取得の入口となります。

お勧めのライフスタイル・タイプ

  1. ブラックカードを取得したい方
    <カード利用次第ではブラックカードである『The Class』の取得は、そう難しくないと言えます>
  2. 国内の旅行やレジャーでの優遇・優待を求める方
    <日本のクレジット会社であるJCBは、国内のサービスの豊富さと現実的な利用のし易さで定評があります>

JCBカードの特徴

クレジットカード利用でポイントを獲得できる

『OkiDokiポイント』というポイントシステムを利用できます。
カード利用1,000円を1ポイントとして獲得できます。有効期限は24ヶ月です。

JCB 『OkiDokiポイント』の良いところは、日本のクレジット会社なので、ポイント移行先が多く用意されていることです。
JAL/ANA/NWAのマイルへ移行は、もちろん、
ドコモ/au/楽天/ビックカメラ/nanaco/Tポイントなど20種類前後のマイル/ポイントへ移行できます。

旅行・レジャーで快適なサービスを利用できる

JCBカードの裾野が広いことから、スタンダードカードへのサービスは、それほど充実していません。
旅行サポート面では、『JCBプラザ』『JCBデスク』が利用できます。

また、JCBは、『東京ディズニーランド・東京ディズニーシー』のスポンサーなので、TDL関連のサービスや特典が特徴的です。

スタンダードカード

JCBのスタンダードカードは、非常に多くの種類が発行されています。
ここでは、プロパーカードを中心に紹介します。

JCB一般カード (プロパーカード・銀色)

JCB一般カード

JCBプロパーカードのスタンダードです。
取得条件は非常に低いので、カード取得は難しくありません。


年会費・限度額

年会費は、1,312円に設定されています。
オンライン入会の場合は、初年度の年会費は無料になります。

限度額は、10-50万円前後に設定されます。

付帯保険・サービス

海外旅行傷害保険は、付帯されていません。

取得方法・条件

直接申し込みが可能です。
参考条件は、原則として18歳以上で、本人または配偶者に安定継続収入のある方とされています。

JCB LINDA(リンダ) (プロパーカード・複数のデザインから選択可能)

女性向けのサービスが付帯されているJCBスタンダードカードです。
ポイント獲得が優遇されていて、年間利用額50万円以上でポイント2倍、100万円以上で3倍獲得できるようになります。

年会費・限度額

年会費は、無料となっています。
データ維持料として月105円が掛かるケースもあります。

限度額は、10-50万円前後に設定されます。

付帯保険・サービス

海外旅行傷害保険は、付帯されていません。

取得方法・条件

直接申し込みが可能です。
参考条件は、原則として18歳以上で、本人または配偶者に安定継続収入のある方とされています。

JCB グランデ (プロパーカード・青緑色)

一般カードに、海外旅行傷害保険・ショッピングガード保険が追加されたカードです。
年会費の増加は、保険分と考えられます。

年会費・限度額

年会費は、2,625円に設定されています。

限度額は、10-50万円前後に設定されます。

付帯保険・サービス

海外旅行傷害保険は、最高3,000万円まで補償されます。
ショッピングガード保険は、最高100万円まで補償されます。

取得方法・条件

直接申し込みが可能です。
参考条件は、原則として18歳以上で、本人または配偶者に安定継続収入のある方とされています。

ゴールドカード

JCBのゴールドカードも、航空会社提携カードを中心に多くの種類が発行されています。
ここでは、プロパーカードを中心に紹介します。
航空会社などの提携カードを保有していても、ブラックカード『ザ・クラス』へのインビテーションは届かないと言われています。

JCBゴールドカード (プロパーカード・金色)

JCBゴールドカード

日本国内で生活するなら、JCBのゴールドカードが1枚あれば充分と言える内容・サービスのカードです。
取得条件は、それ程高くありません。
安定収入があり、支払遅延をせず、キャッシングをしていなければ問題無さそうです。

年会費・限度額

年会費は、10,500円に設定されています。

限度額は、50-100万円前後に設定されます。

付帯保険・サービス

海外旅行傷害保険は、最高1億円まで補償されます。
ショッピングガード保険は、最高300万円まで補償されます。
空き巣被害見舞金、ゴールド専用デスクなどのサービスもあります。

取得方法・条件

直接申し込みが可能です。
参考条件は、原則として20歳以上で、本人に安定継続収入のある方とされています。

JCBドライバーズプラス・ゴールドカード (プロパーカード・金色)

カード利用で得られるポイントが、OkiDokiポイントではなく、ドライバーズプラス特有のポイントシステムになります。
カード利用額に応じて、翌月のガソリンスタンド・高速道路の支払費用が最大30%キャッシュバックされます。

年会費・限度額

年会費は、10,500円に設定されています。

限度額は、50-100万円前後に設定されます。

付帯保険・サービス

海外旅行傷害保険は、最高1億円まで補償されます。
ショッピングガード保険は、最高300万円まで補償されます。
空き巣被害見舞金、ゴールド専用デスクなどのサービスもあります。

取得方法・条件

直接申し込みが可能です。
参考条件は、原則として20歳以上で、本人に安定継続収入のある方とされています。

プラチナカード

プラチナカードは存在しません。

『ザ・クラス』がプラチナカードと位置づけられることもあります(年会費・サービス面から)が、
ここでは、カードフェイスが黒いので『ブラックカード』にカテゴライズしています。

ブラックカード

JCB ザ・クラス『The Class』 (プロパーカード・黒色)

JCB ザ・クラスJCBカードの最高峰です。カードフェイスがブラックで、ペガサスのデザインが人気を集めています。
基本的には、JCBゴールドカードホルダーを対象にしたインビテーションでのみ入会することができます。

サービス面では、『専用コンシェルジュ』が、きめ細かな対応で評価が高くなっています。
他にも国内富裕層向けのサービスでは、AmexやDinersよりも豊富で実用的なものが多くなります。
東京ディズニーランドのJCBラウンジや優先搭乗などの特別な待遇もあります。

年会費・限度額

年会費は、52,500円に設定されています。
限度額は、利用状況や資産状況に応じて、個別に設定されます。

付帯保険・サービス

海外旅行傷害保険は、最高1億円まで補償されます。
ショッピングガード保険は、最高500万円まで補償されます。
空き巣被害見舞金、犯罪被害損害保険などのサービスもあります。

取得方法・条件

直接申し込みは、原則難しい状況です。
JCBゴールドカード(プロパーカードの方が良い)を保有し、
支払の遅延なく、キャッシングもせず、ある程度の額を利用していると、インビテーションが届くようです。
年齢40歳以上、年収1,500万円以上という目安もありますが、利用状況に依るところが大きそうです。

 関連外部リンク

JCBカード・公式サイト

カードのサービス詳細や申し込みは、JCBカード


ゴールドカード特徴ガイド

多く発行されているゴールドカードから、特徴のあるカードを選び、概要から利用時のメリット・デメリットなどを分かりやすく紹介しています。年会費やサービスだけでなく、どのようなタイプの方に適しているかを念頭にサイトを構成しています。